「安心して使える!還暦世代にもおすすめのデポジット型クレジットカード」

【ファイナンシャルプランナーが解説】還暦世代のためのお金の知識

還暦世代の皆さん、ご自分のクレジットカードの使い方に不安は無いでしょうか?

FPハマヲ
FPハマヲ

まったく不安を感じていなければ問題はありません。クレジットカードと上手にお付き合いできているということですね。

「つい使いすぎてしまった」「つい衝動買いをしてしまった」「支払いの時になって後悔した」・・といった経験がある場合に知っておいてほしいのが、

デポジット型クレジットカードです。

「そんなカード初めて聞いた」「聞いたことはあるけどよくわからない」

という人のために、このカードの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説し、また還暦世代に特におすすめできる理由についてもご説明します。

FPハマヲ
FPハマヲ

そして今回は、クレジットカードに苦い経験をお持ちのレイコさんにもお話に加わってもらいましょう。

レイコ
レイコ

はい。物欲に抗えず、あとさき考えず買い物をした結果、大変なことになった55歳独身のレイコです。金融関係の話に弱い私でも分かるよう、やさしい説明をお願いします。

デポジット型クレジットカードとは?

デポジット型クレジットカードは、事前に保証金を預けることで利用できるカードです。

利用限度額は保証金の範囲内なので、使いすぎる心配がありません。

FPハマヲ
FPハマヲ

デポジットとは買い物をしたりサービスを受けたりする時に金額の一部分をあらかじめ預けておくこと。日本語では「保証金」や「一時預かり金」という意味ですね。

保証金の額はある程度の範囲で自由に決められるので、カードの使い方によって自分で設定できます。

レイコ
レイコ

あの、私、デビットカードは使ってるんですけど、それとは違うんですよね。

FPハマヲ
FPハマヲ

はい。デビットカードとは決済の仕組みが根本的に違います。

デビットカードとデポジット型クレジットカードの違い

引き落としのタイミング
デポジット型クレジットカード:利用後1〜2ヶ月後に口座から引き落とし。
デビットカード:利用と同時に口座から即時引き落とし。

利用可能額
デポジット型クレジットカード:預けた保証金の範囲内。
デビットカード:口座残高の範囲内。

支払い方法
デポジット型クレジットカード:カード会社によってリボ払いも可。
デビットカード:一括払いのみ。

デビットカードは即時引き落としのため、銀行口座の残高に直結していて資金管理がシンプルです。

一方、デポジット型クレジットカードは一般のクレジットカード同様、支払いに猶予があります。

支払いにはデポジットが使われるのではなく、引き落とし用の口座から期日に引き落とされます。

デポジットはあくまでも保証金としてカード会社が預かり、カード解約後に全額が返還される仕組みになっています。

FPハマヲ
FPハマヲ

この決済の仕組みの違いはさておき、実際の使い勝手という意味での大きな違いは、デビットカードが使えない場面がけっこうあるという点でしょう。

レイコ
レイコ

あ、それわかります。私も使えると思ったらダメだったことがあります。

その点デポジット型クレジットカードは一般的なクレジットカードと同じように使えるので安心です。

レイコ
レイコ

なるほど。使えなかったらどうしよう・・とか心配しなくていいんですね。

 

ところで、普通のクレジットカードにも利用限度額ってありますから、その点でも同じことじゃないんですか?

FPハマヲ
FPハマヲ

たしかに限度額はありますが、その限度額が収入に対して高額過ぎる場合が多いのです。

クレジットカードの限度額は一般的に50万円程度。そして更に増額できる場合も多い。

レイコ
レイコ

確かにそのとおりですね。増額のお誘いって、なんだか自分の信用が増した気がして・・、でも大きな間違いでした。

デポジット型クレジットカードの保証金の額は範囲内で自由に設定できるので、自分の経済状況にあわせることができます。

FPハマヲ
FPハマヲ

レイコさんのように買い物の誘惑に弱い人にはピッタリのカードといえるでしょう。

レイコ
レイコ

そう思います。でも、私けっこう過去にいろいろあって・・、クレジットカードはもう作れないかもしれません。

FPハマヲ
FPハマヲ

あきらめるのはまだ早いです。過去に多重債務に陥ったりして信用情報に不安のある人にとっても、このデポジット型クレジットカードは利点が多いのです。

デポジット型クレジットカードのメリット

このデポジット型クレジットカードが生まれた背景のひとつには、なんらかの事情で「クレジットカードが作れない人」の存在があります。

そういう人にとってのこのカードのメリットはどんなものなのかをまとめてみましょう。

信用情報に不安のある人でも作れるクレジットカード

FPハマヲ
FPハマヲ

レイコさんは「クレヒス」というのをご存じですか?

レイコ
レイコ

もちろん知ってます・・あまり聞きたくない言葉ですけど。

クレヒスとは

クレジットヒストリーの略で、個人の信用取引履歴という意味。

●氏名、生年月日、連絡先などの個人情報
●クレジットカードやローンの利用履歴
●契約内容や契約時の情報
●ショッピング履歴
●キャッシングやカードローンの借入れ記録
●支払いの延滞情報
●自己破産や任意整理などの法的手続きの情報

このような内容が、主に3つの信用情報機関に登録され、これらの情報はクレジットカードやローン審査の際に使用されます

クレジットカードの審査では当然このクレヒスが重要視されます。

しかしデポジット型クレジットカードの場合は、クレヒスに問題があっても審査に通りやすい傾向があります。

FPハマヲ
FPハマヲ

これは保証金(デポジット)の範囲内でしか利用できないというカードの性質上、当然のことともいえます。

信用情報に不安のある人こそ使いたいクレジットカード

カードの審査に通りやすくなる「利用限度額の制限」というデポジット型クレジットカードの最大の特徴は、同時に利用する際のメリットにもなります。

返済能力以上の金額を使用することができないため、借金の膨張を防ぐことができるのです。

それは、計画的な金銭管理を習慣づけるのにたいへん役立ちます。

FPハマヲ
FPハマヲ

さらに、キャッシング機能がないこともメリットのひとつです。

 

カードでの現金の借入れができないことは、多重債務のリスクを大幅に軽減するのです。

レイコ
レイコ

私も以前、カードの支払いができなくなって、キャッシングでお金を借りたことがありました。

FPハマヲ
FPハマヲ

借金の返済を借金で・・というのは最もやってはいけないパターンですが、それができない仕組みというわけです。

レイコ
レイコ

私にとってはそういった制約が逆にメリットになるということですね。

 

しかし、ぜんぶ自分の責任とはいえ、一度信用を失ってしまうといろいろと不便になります。

FPハマヲ
FPハマヲ

そのとおりですね。そしてその信用という点を考えてもこのデポジット型クレジットカードを使うことがメリットになるのです。

レイコ
レイコ

え?どういうことですか?

FPハマヲ
FPハマヲ

レイコさんはクレヒス上の信用を回復させる方法をご存じですか?

レイコ
レイコ

え?それは時間が過ぎるのを待つだけですよね。内容にもよるけど、何年か経てば悪い情報は消えるって聞きましたけど。

FPハマヲ
FPハマヲ

ええ、基本的にはそれが正解ではありますが、他にも方法があるのです。

クレヒス上の信用を取り戻す方法

時間の経過を待つ。
延滞情報などの異動情報は、完済後5年経過すると削除されます。
事故情報が消えるまで待つ必要があります。

新たな信用を積み上げる。
審査が通りやすいカードを選ぶ。
◻︎流通系クレジットカード(イオンカード、楽天カードなど)
◻︎デポジット型クレジットカード
◻︎家族カード

少額利用から始め、支払い期日を守る。
毎月数千円〜1万円程度の決済にとどめる。
必ず期日内に全額支払う。
リボ払いは避け、1回払いを基本にする。

継続的な利用実績を作る。
公共料金や携帯料金の支払いなどにクレジットカードを利用する。

こういった方法を組み合わせて継続的に実践することで、信用力が回復する可能性が高くなります。

逆に、審査の厳しいカードや高額なローンに申し込み、審査に通らなかった場合にはその記録が信用の回復にマイナスに働くといわれています。

FPハマヲ
FPハマヲ

審査に通りやすいデポジット型クレジットカードを所有して適切に利用することは、信用情報の改善につながる可能性があるというわけです。

通常のクレジットカードと同様の利便性

デポジット型クレジットカードは、通常のクレジットカードと見た目も変わりませんし、同じように利用できます。

公共料金の支払いにも使用可能で、カード会社によってはリボ払いの設定も可能で、様々な付帯サービスも提供されています。

これにより、デポジット型クレジットカードは、使いすぎのリスクを抑えつつ、クレジットカードの便利さをそのまま享受できるというわけです。

レイコ
レイコ

ますます私にピッタリのカードのように思えてきました。さっそくカードを作ってみたいと思います!

FPハマヲ
FPハマヲ

レイコさん。ちょっと待ってください。何事にもメリットとデメリットがあるものです。慌てて行動せずに、デメリットについても確認しておきましょう。

レイコ
レイコ

すみませーん。私の悪いところですね。

デポジット型クレジットカードのデメリット

デポジット型クレジットカードのデメリット

●利用前に保証金を預ける必要があり、利用開始時にまとまった金額の現金が必要になる。(カード受け取り時に、保証額と発行手数料を代金引換で支払う必要がある)

●ほとんどのデポジット型カードは年会費が必要。(金額はカード会社により異なる)

●保証金の額が利用限度額となるため、急な大きな買い物ができない

●一時的な増額など、限度額の変更が難しい場合が多い。(カード会社により条件が異なる)

●デポジット型カードは基本的にキャッシングには対応していない

●一般的なクレジットカードより有効期限が短く、更新手続きの頻度が高い。

FPハマヲ
FPハマヲ

このようにデポジット型クレジットカードのデメリットを確認してみると、そのほとんどはメリットの裏返しといえます。

レイコ
レイコ

そう思います。デメリットのことを聞いたうえでも、やっぱりこのカードは私にピッタリだと思いました。

 

ところでこのデポジット型クレジットカードって、どこのカード会社でも発行してるんですか?

FPハマヲ
FPハマヲ

残念ながらごく限られた会社でしか扱っていないのです。

おすすめのデポジット型クレジットカード

このデポジット型クレジットカードを発行しているカード会社は数社しかありません。しかもその中には現実的でないケースもあります。

FPハマヲ
FPハマヲ

年会費が高額だったり、既に通常のクレジットカードを発行している会員限定で追加で発行したりという感じで、結果として選べる範囲は限られます。

代表的なところでは「ライフカード」「ネクサスカード(Nexus Card)」があります。

どちらもシニア世代でも申し込みやすく、安心して利用できる設計になっている点は共通していますが、比較してみるとかなり違いがあることがわかります。

「ライフカード」と「ネクサスカード(Nexus Card)」の比較

「ライフカード」と「ネクサスカード」の比較

年会費
ライフ:スタンダードプランで5,500円(税込)、ゴールドプランで11,000円(税込)
ネクサス:1,375円(税込)

利用限度額
ライフ:スタンダードプランで5~10万円、ゴールドプランで20~190万円
ネクサス:10~200万円

デポジット増額
ライフ:設定した限度額の変更ができない
ネクサス:好きなタイミングでデポジットを追加可能(最高200万円まで)

ポイント還元率
ライフ:0.1%
ネクサス:0.5%
※ライフは誕生月や年間利用額に応じた変動などがあり比較が難しい

ETCカード
ライフ:発行可能
ネクサス:発行可能

付帯サービス
ライフ:弁護士無料相談、海外アシスタンスなど
ネクサス:特に記載なし

審査の通りやすさ
ライフ:過去に延滞がある方、審査に不安のある方などにおすすめ。
ネクサス:カードの審査が不安な方におすすめ。

FPハマヲ
FPハマヲ

この比較によれば、ネクサスカードは年会費が低く、利用限度額の設定が柔軟である一方、ライフカードは付帯サービスの点で優れている傾向があります。

デポジット型クレジットカードがシニア世代に適している理由

還暦を迎える年齢は収入面にも変化がおこる時でもあります。

「再雇用で収入が大きく減った」「非正規雇用となり収入が安定しない」「収入が年金のみである」

など、現役世代に比べると収入面での信用に自信が持てなくなる場合も多くなります。

その結果、既存のクレジットカードの更新が不安になったり、新規のカードを申し込んだりする際に不安を感じることもあります。

レイコ
レイコ

年齢や収入を理由に今持っているクレジットカードの更新ができなくなったりするんですか?

FPハマヲ
FPハマヲ

既に所有しているクレジットカードについては、年齢や収入の減少だけを理由に更新できなくなる可能性は低いでしょう。

 

ただし、支払い履歴や利用状況など、他の要因が更新に影響する可能性は十分あります。

そういう意味でも、シニア世代にとって信用を失うようなことは避けたいことのひとつです。

「使いすぎ」や「衝動買い」の傾向のある人は、デポジット型クレジットカードを使うことでそのリスクを避けることもできます。

FPハマヲ
FPハマヲ

現在すでにご自分の信用に不安があるシニア世代の場合には、このデポジット型クレジットカードが選択肢の上位に来ることは間違いありません。

レイコ
レイコ

そのとおりですね。審査に不安があって、しかもこれ以上カードで失敗するわけにはいかない私にはピッタリのカードですね。

まとめ

世の中のキャッシュレスへの流れは急速に進みつつあります。好む好まざるとにかかわらず、それに対抗するのは困難です。

今後、支払いの場面ではスマートフォンやクレジットカードが中心になるのは間違いありません。

FPハマヲ
FPハマヲ

その中で、事情は何であれクレジットカードを持てないという事態は避けなければなりません

もちろん、「手持ちのクレジットカードを問題なく使えている」「支出の管理がキチンとできている」「信用情報に不安はない」という場合は一般のクレジットカードでまったく問題ありません。

一方、家計管理に不安のあるシニア世代」「自身の信用情報に不安のある方」にとって、デポジット型クレジットカードは、安全で有益な選択肢です。

過去の経験を活かし、慎重に利用することで、新たな信用をつみあげることで、「健全なお金生活」を手に入れるための有益なツールとなります。

FPハマヲ
FPハマヲ

様々な要素を考慮すると、選択肢は「ライフカード」か「ネクサスカード(Nexus Card)」のどちらかになるでしょう。

まずは、自分に合ったカードを見つけてみませんか?

デポジット型クレジットカード【Nexus Card】の詳細をチェック!

デポジット型クレジットカード【ライフカード】の詳細をチェック!

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